ここは僕個人の「Nowページ」です。ひさしぶりに会った友人に近況を報告するような心持ちで書かれており、気まぐれで不定期に更新されます。X(旧Twitter)をはじめとする各種SNSにはほぼ触れていないので、その代替として捉えていただければ。
カナダの首都・オタワより。雪と寒さと連日のホームパーティのおかげで、初めて本物の「カナダの冬」を体験している気がします。
カナダから、デジタル格差を考える
約2年間にわたるアフリカ・マラウイでのフィールドワークに一度区切りをつけ、永住権更新も兼ねてカナダに戻ってきた。今は、デジタル格差や包摂といった問題に対して、開発の現場で10年近く培ってきた知見を共有・スケールするフェーズ。 個人へのメンタリングや、組織に対するプロダクト開発・DX・戦略立案支援といったサービスを提供しながら、ソーシャルメディア・AI時代の「より善い技術のあり方」を一緒に考えていきたい。それは、究極的にはプロダクト開発者に求められる「倫理」の問題に帰着する。
言語を学ぶこと
カナダへの帰国を機に、バンクーバーから東へ飛んで、首都・オタワに引っ越した。バイリンガルな政府機関の中枢があり、フランス語が公用語のケベック州に隣接していることから、オタワ市民の35%以上は英語とフランス語の両方が扱えるという。そんな環境で「知らなくてもなんとかなるから」と英語だけで押し通すことには、いささか無理があるよね――というわけで、少しずつではあるけれど、語学学習アプリや本を通してフランス語を学び始めたところ。移民向けの無料講座を受講するために、先日初めてフランス語のテストも受けた。言語=文脈なので、少なくとも日常会話レベルまで持っていきたいと思っているけれど、果たして……。
2025年→2026年
今年も充実した良い一年でした。ざっくりと振り返っておきましょう。
Keep(良かったので、来年も継続したい):食事・運動・睡眠を優先しつつ、朝型の生産性ルーティーンを確立して維持できたこと。コロナ禍以降ずっと心掛けてきたことではあるけれど、今年は適度に肩の力を抜いて「ゆるく」実践できたことが大きな成長。プロテインはもう飲んでいないし、高負荷の有酸素運動は週一程度で、就寝・起床時間は±1時間の範囲で結構ブレる。おかげで、アフリカ、北米、アジアを行ったり来たりの慌ただしい生活でありながらも、2024年末に読んだ『The 5AM Club』のエッセンスが未だ持続している。心なしか、大切な家族や友人に充てる心理的・物理的なキャパシティも向上した。
2025年のフライト記録。一人旅の、特に先進国で過ごす時間が退屈で苦痛な昨今。
Problem(微妙だったので、来年は何とかしたい):僕個人のスキルや、フリーランサーとしてのビジネスにおいて、体系立てた成長機会が与えられなかったこと。それなりにコードは書いたし、新しいフレームワークにも触れて、AIツールも積極的に活用した。新規の案件もいくつか得られて、チャレンジングではあった。それでも「1年前の自分よりも、今の自分の方が優れている」とは言い切れないのが正直なところ。これまでの延長線上で、要領よく立ち回っていただけ……みたいな。もう少し頭を使って、深く物事を学び、考える時間が作れれば良かったのだけど。
Try(来年の抱負):『選択と集中』に尽きる。先に挙げたデジタル格差・包摂という問題にフォーカスして、「何をやらないか」を意識的に判断したい。これまでの経験を通して具体化した、目の前にある確かな――手触り感のある――課題に、全力を注ぎたい。コードを書くよりも、個人や組織との対話を。AIを使って効率的に情報収集・発信をするよりも、紙とペンでアイディアを練る時間を。アクションよりも、リサーチを。リソース配分としては、次のようなイメージ。
| 費やす時間 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| フリーランス業務 | 85% | 50% |
| 執筆・思索 | 10% | 15% |
| (業務外の)対話・ネットワーキング | 5% | 10% |
| 新しい話題に対するR&D | 0% | 25% |
さて、みなさんはどんな年だったでしょうか。まずは健康第一で、よいお年をお迎えください。