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2020-02-15

TOEFL受験期の遠い記憶、一体どこまでIELTSに通用するか?

のコーナーです。

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2020年2月1日、今年は雪が少なくて寂しい地元・長野で、はじめてのIELTS受験を果たした1。モジュールはアカデミック。TOEFL iBT受験を頑張ってから早5年以上が経ち、当時のスコアの有効期限も切れてしまったので、機会があれば受けてみたいと思っていたのだ。

TOEFL iBTとIELTS Academicの説明・比較は以下の記事などを参照のこと:

なお、テスト方式・内容の信頼性などの観点から、近年では特にヨーロッパを中心に「TOEFLよりもIELTS」の風潮が強いことは覚えておきたい。

試験直後の率直な感想は、

  • 噂通り、全体的にTOEFLより取り組みやすく簡単だった。
  • TOEFLのように他人のスピーキング音に気を取られるということもないので、とても集中しやすい。これなら複数回受けても、環境に左右されずスコアも安定しそう。
  • Writing, Readingに手応えアリ。ただ、久しぶりの本気のえんぴつ筆記で字が汚すぎる&手がすごく痛い。
  • Listening, Speakingは語彙力、正確さのアラが出た。気づいている限りでも細かいミスを複数しており、悔いが残る。
  • ネイティブスピーカーとの対話形式で行われるSpeakingはリラックスできて、非常に楽だった。

といったところ。

では結果はどうだったか、というと、Overall 7.0というまずまずのスコア。試験前日に初めて IELTS test format explained を読むというナメた姿勢の割には頑張ったのではないでしょうか。

このスコアを Comparing TOEFL iBT Test and IELTS Academic Module Scores に従って、TOEFL受験期のベストスコアと比較してみよう。

Reading Listening Writing Speaking Total
TOEFL iBT(2014年10月) 20 25 24 23 92
IELTS Academic(推定スコア) 6.5 7.0 6.5 7.0 6.5
IELTS Academic(2020年2月) 7.5 8.0 6.0 7.0 7.0

どうやら、Reading, Listeningで感じた問題への取り組みやすさは勘違いではなかったらしい。「問題文をすべて読もうとせず、キーワード・キーセンテンスに集中する」「選択問題は消去法で解く」といったテクニックは汎用的なものであり、TOEFL, IELTS問わず通用する。これはTOEICでも同様で、今から4年前、TOEFL受験期から1年後に受けた初めてのTOEICでも、特別な対策なしで800点台の悪くないスコアが取れたことを思い出す。

Speakingは、このように同程度の評価が下るのなら僕は絶対にIELTSを選ぶ。TOEFLではロジックを丁寧に組んで正確にヘッドセットに吹き込む努力を常にしていて、それが相当なストレスだった。ネイティブスピーカーと楽しくおしゃべりをするだけで同じ評価が得られるのなら、それに越したことはない。一方で、TOEFLと同じくらいの心持ちで、より正確性を意識してIELTSスピーキングに臨んでいたらスコアはもっと高かったのだろうか?という疑問は残る。

そして問題はWritingだ。TOEFL受験期に学んだ(つもりでいた)アカデミックライティングのエッセンスを流用した上で、手応えがあったと思っていたのにこのスコアだ。これは僕の字が汚すぎて試験官が読めなかった、という話でもないだろう。ゆえに、TOEFLとIELTSでは期待される回答とそのレベルが大きく異なる可能性を考えなければならない。筆記疲れに慣れる意味でも、IELTSライティングは別途要対策だと振り返らざるを得ない結果だった。

MIT EECSの大学院はTOEFL iBT 100またはIELTS Academic 7.0を出願時の最低条件としている。改めて今回のスコアを見てみると、結局一度も100点に届かなかったTOEFL受験期から5年後、こんなにあっさりと要件を満たすことができたのだから、なんだか拍子抜けというか…手放しに喜べない複雑さがある。

なにはともあれ、TOEFL受験期に学んだことはある程度IELTSにも通用した、と言えるような結果であることは確かだ。一安心。想像以上にいいスコアが出てしまったし、少なくともアカデミックモジュールに関しては再受験の予定は無い。今後ジェネラルモジュールまたはUKビザ用IELTSを受験する機会があれば、そのときは今回の学びを生かしてOverall 7.5くらい狙いたいものではあるけれど。

「TOEFL対策はIELTSにも有効なのか?」TOEFL受験期に個人的に抱いていた疑問に対するひとつの事例として、参考になりましたら幸いです。

1. お正月にふと思い立って申し込もうとしたところ、東京会場が全て埋まっていたため。

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user Takuya Kitazawa (a.k.a. takuti) is an engineer working on machine learning, data science, and product development at Arm Treasure Data. Opinions are my own.